2020.12.08
ご意見・ご要望
意見箱の回答
平素は当園の運営にご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
意見箱に匿名でご意見・ご質問をいただきましたので、以下のとおりご回答いたします。ご質問ありがとうございました。
【ご意見の内容】
作品展、土曜日に開催されなければ父親は見に来ることができません。
だとすれば平日の14時~18時というのも疑問に感じます。平日はみんな仕事をしているから保育園に子供を預けているわけで、日中に見に来る事は出来ません。必然とお迎えの時に見るしかなく、どの家庭もその時間に集中し、その為密な状態となります。
現に、ホールに人がたくさんいる状況を見て、子供を遊ばせるのをためらう保護者の方もいました。
18時にお迎えだと見る時間すらありません。
クラスごとに時間をずらす等すれば土曜日開催できるのではないでしょうか。
作品はどれも素晴らしい物でしたが、コロナ禍のこの時に子供たちが自由に遊べる物にする必要があったでしょうか。たくさんの子供たちが触れているのに、その都度消毒をする訳でもなく、こういう場面でウイルスに感染するのではないかと感じました。遊べる物でなくても、子供たちが作った物を展示して頂き、順番に見て回るというのでも良かったのでは?それならそれぞれの滞在時間も短く済むはずです。
お迎えのついでにしか見る事が出来ないのに車がダメとはどういう事でしょうか。家が遠かったり子供が二人以上いる場合など、車以外の選択肢がない家庭もあります。土曜日開催で車を禁止されるならまだ分かります。夫婦二人いれば自転車でそれぞれ子供をのせて来る事も出来ます。しかし、平日のお迎えの時間には二人で来れない家庭がほとんどです。そのような状況で車を禁止されると保育園を休ませるしかありません。
年間の行事予定、コロナのせいで全て見直すといった内容の案内がありましたが、ではどれが開催されてどれが開催されないのでしょうか。
『作品展用の制作をしている』と先生から聞き、それで初めて作品展は開催されるのだと知りました。
その前に予定されていた保育参観はありませんでしたが、それも事前に案内はありましたか?
そもそも、イベントの後にアンケート用紙が配付されなくなったのは何故でしょうか。
去年は必ず配布されていましたよね?アンケートに意見を書くとそれが目に見えて改善されていた事があり、保護者の意見をしっかり聞いてくれるのだと嬉しく思ったことがありました。
しかし今年は全く配布されず、保護者の意見を聞く気はないのだなという印象を受けています。
コロナで大変な中、先生達は日々試行錯誤をしながら保育していただいている事とても感謝しております。
しかし今年度に入ってからは気になる点が多々あり、意見させていただきました。
長文失礼致しました。
【ご回答】
まず、今年度はコロナ禍の影響で、多くの行事について、中止や実施方法を大きく変更しており、ご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます。
今年度の行事については、6月1日付『6月園だより』において、いわゆる3密を避けるため、保護者参観、バス利用の遠足、夏の夕涼み会の中止をお知らせいたしました。以降、毎月配布している『園だより』において、配布時点で確定した行事の方針についてはお知らせをしております。
11月の保育参観を中止すること、また、12月の作品展を昨年のように土曜日1日で実施するのではなく、12月3日~5日に期間を延ばして実施することは、10月27日付『11月園だより』にてお知らせをしております。
今年度は特に行事の開催については、コロナ禍の影響を考えながら臨機応変に対応する必要があるため、『園だより』でのお知らせ、また、それ以外に玄関や各クラス教室前の掲示物には、特にご留意いただき、内容をよくご確認いただきますようお願い申し上げます。
今年度作品展の実施方法ですが、いわゆる3密を避けて見学者の人数を分散させるため、上記のとおり期間を延ばして開催しました。平日は時間がとれない保護者の方のため、5日の土曜日も午前中に限りましたが開催期間に含めました。駐車場の問題については、駐車スペースに限りがあるため、送迎以外の用件で園駐車場への長時間の駐車はご遠慮いただかなければなりません。作品展に限りませんが、来園の際に長時間の駐車が必要な場合は、有料にはなりますが付近にコインパーキングが数か所ございますので、そちらのご利用をお願いいたします。
作品展の内容についてのご意見ですが、子どもたちの創造性、創作意欲、共同作業による協調性や達成感を養い、保護者の方に子どもたちの成長を見ていただくことを目的として取り組みました。作品展は遠足などの園外行事とは異なり園内で実施するもので、作品に触れるのは子供たち、職員、保護者にほぼ限定されます。保護者の皆様と職員一同が協働して感染防止に取り組んでいる結果、当園ではこれまでコロナウイルス感染者を出しておりません。
このような状況を踏まえ、しかし、3密を避ける観点から開催日程を分散した上で今年度の作品展を実施した次第です。作品展の内容に関するご意見につきましては、次年度以降の作品展実施に際し参考にさせていただきます。
アンケートの実施について申し上げます。ご指摘のとおりアンケートという形式はとっておりませんが、今年度も、保護者の方から各行事や日常の保育について、様々なご意見を様々な形で頂戴しています。また、そのようなご意見については、速やかに職員一同が共有し、改めるべきところは改める、という姿勢で日々の保育に臨んでいるところです。ご理解の程宜しくお願い申し上げます。今後ともお気づきのことがありましたら、ご遠慮なくご意見をお聞かせください。
コロナ禍がなお収束の兆しを見せない中、子どもたちの健やかな成長と安全を両立させることに、職員一同、日常業務のうちかなり多くの時間を費やし、試行錯誤を繰り返す日々が続いています。引き続き当園の運営にご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。